ベートーヴェン : チェロ・ソナタ 第3番 イ長調 Op.69
Beethoven, Ludwig van : Sonate für Klavier und Violoncello A-Dur Op.69
作品概要
楽曲ID:15932
作曲年:1807年
出版年:1809年
初出版社:Breitkopf und Härtel
楽器編成:室内楽
ジャンル:ソナタ
総演奏時間:27分20秒
著作権:パブリック・ドメイン
作曲年:1807年
出版年:1809年
初出版社:Breitkopf und Härtel
楽器編成:室内楽
ジャンル:ソナタ
総演奏時間:27分20秒
著作権:パブリック・ドメイン
解説 (1)
総説 : 上田 泰史
(398 文字)
更新日:2014年1月20日
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総説 : 上田 泰史 (398 文字)
更新日:2014年1月20日
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難聴からくる精神的危機を克服した1800年代中期は、名作の多さから「傑作の森」と称される。「熱情ソナタ」 (1804-5), ピアノ協奏曲第4番, 「ラズモフスキー四重奏」(1805-6), 交響曲第5, 6番 (1807-8)。本作の成立経緯は詳らかではないが、直前に挙げた交響曲と同時期の作。献呈先の親友I. v. グライヒェンシュタイン男爵は有能なチェロ愛好家でもあった。
(各楽章の説明)
第1楽章:冒頭、チェロの独白で提示される質朴な第1主題、上行音階と下行音型をチェロとピアノで交代する第2主題の織り成す協奏的なソナタ形式の楽章。
第2楽章:緩徐楽章の代わりに置かれたシンコペーションのリズムで統一された特徴的なスケルツォ。
第3楽 : 緩徐楽章を省く代わりにフィナーレへの前奏を兼ねた18小節のカンタービレの短いアダージョの楽節が置かれる。快活な主部は主として第1主題に基づいて展開される。
執筆者:
上田 泰史
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