三部形式である。
A[a(1から8小節)+a(9から16小節)]
B[b(17から20小節)+b1(21から24小節)]
※ダ・カーポアルフィーネでAに戻り、後に16小節からコーダへ向かう。
コーダ(25から26小節)
調性はハ長調。左手のアウフタクトから始まる。8小節間でトニック→ドミナント、ドミナント→トニックの和声カデンツを形成。4小節目は1つのフレーズの終わりであるが、和声カデンツとしては途中で、8小節目で和声解決される。中間楽節BではA楽節1から2小節で左右交互のリズムを展開している。ここでは4小節が一つの塊となっている。
左右交互のリズムモティーフはアヒルが歩く情景描写だと思われる。楽譜にはテキストが掲載されており、練習しながら情景を思い描けるような工夫が凝らされている。