スクリャービン :10のマズルカ 第1番 Op.3-1 ロ短調
Scriabin, Alexander:10 Mazurkas Tempo giusto h-moll Op.3-1
解説 : 山本 明尚 (143文字)
1887年11月に作曲された、スクリャービン16歳時の作品。主部ではB音のペダルに乗せて、装飾に満ちた旋律が奏でられたのち、冒頭の動機を用いたカノンがそれに対比される。伴奏の増2度や増6度の多用により、緊張感が生まれている。トリオではト長調に転調して生き生きとした楽想が繰り広げられる。
10のマズルカ 第1番,Op.3-1
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