作品概要
楽曲ID:24065
楽器編成:ピアノ合奏曲
ジャンル:種々の作品
総演奏時間:0分40秒
著作権:パブリック・ドメイン
楽器編成:ピアノ合奏曲
ジャンル:種々の作品
総演奏時間:0分40秒
著作権:パブリック・ドメイン
解説 (1)
解説 : 中西 充弥
(429 文字)
更新日:2019年1月6日
[開く]
解説 : 中西 充弥 (429 文字)
更新日:2019年1月6日
[開く]
起承転結にあてはめるなら、まだ「承」なので、毒はなく純粋な描写音楽である。ただ、現在は日本でもスポーツウェアのブランドマークでお馴染みになっているが、鶏とはフランス、フランス人の象徴であり、親しみ深いものであるから、先頭集団に位置するのは当然のことなのである。後にプーランクも動物をテーマにした《典型的動物》というバレエ作品を作曲するが、この中の〈二羽の雄鶏〉では当時の占領下の時代を反映して、愛国的なメッセージが埋め込まれたりするのである。「コココココココケー、コココココココケー」と小刻みに鳴いているのが雌鶏で、それを断ち切るかのように高らかに「コッケコッコッコー」と鳴くのが雄鶏である。ちなみに、擬音語は各言語でまちまちであり、フランス語では鶏は「ココリコ」「コクリコ」と鳴くのだが、この四音節にサン=サーンスの鶏の鳴き声(音符の数)は対応していない。交響詩《死の舞踏》で朝一番を告げる鶏も五音節で鳴く。「コッココッリコー」ということであろうか…。
執筆者:
中西 充弥
ピティナ&提携チャンネル動画(1件)
楽譜
楽譜一覧 (6)

譜めくりのいらない やさしいピアノれんだん 動物の謝肉祭
(株)ヤマハミュージックエンタテインメントホールディングス
(株)ヤマハミュージックエンタテインメントホールディングス

サン=サーンス 動物の謝肉祭 ピアノ独奏版
(株)ドレミ楽譜出版社
(株)ドレミ楽譜出版社

全音ピアノライブラリー ピアノ連弾 サン=サーンス 動物の謝肉祭
(株)全音楽譜出版社
(株)全音楽譜出版社

ドレミ・クラヴィア・アルバム サン=サーンス動物の謝肉祭 ピアノ独奏版
(株)ドレミ楽譜出版社
(株)ドレミ楽譜出版社

サン=サーンス 動物の謝肉祭 ピアノ独奏版
(株)ドレミ楽譜出版社
(株)ドレミ楽譜出版社