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ヘンデル :組曲 アルマンド HWV 443

Händel, Georg Friedrich:Suite Allemande HWV 443

作品概要

楽曲ID:30369
楽器編成:ピアノ独奏曲 
ジャンル:アルマンド
総演奏時間:3分10秒
著作権:パブリック・ドメイン
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解説 (1)

演奏のヒント : 大井 和郎 (425文字)

更新日:2024年9月16日
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前半・後半共に8小節ずつでは無く、9小節ずつというアルマンドです。特にテンションが高いわけでも無く、滑らかに横に流れる奏法が望ましいです。しかしながら音色の変化も色々欲しいところですので、調性によって音色を変化させてみて下さい。

前半は、C-durで。5小節目1拍目でカデンツ(終止)となります。そこからFがシャープになり、G-durに転調し7小節目1拍目で前半のピークポイントを迎えた後、衰退し、9小節目G-durのカデンツで終わります。

後半は。12小節目でa-mollに転調し12小節目3拍目でa-mollのカデンツとなり、13小節目d-mollに転調し、d-mollのピカルディー終止を3拍目で迎え、その後、BやFisは出てきますが、基本的にはC-durのままで終わります。

C-dur→G-dur→a-moll→d-moll→C-durの流れとなります。この場合、C-durを最も柔らかい音色の調に設定し、他の調のテンションをあげると効果的です。

執筆者: 大井 和郎
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