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ヘンデル :組曲 サラバンドとドゥーブル HWV 443

Händel, Georg Friedrich:Suite Saraband and Double HWV 443

作品概要

楽曲ID:30371
楽器編成:ピアノ独奏曲 
ジャンル:サラバンド
総演奏時間:4分20秒
著作権:パブリック・ドメイン
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解説 (1)

演奏のヒント : 大井 和郎 (441文字)

更新日:2024年9月16日
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サラバンドとドゥーブルは1つの曲でありながらも、やはりドゥーブルに入ったとき、サラバンドの延長として聴かせたいので、この2つを上手に1つにまとめることを考えてみましょう。

サラバンドは重厚な和音が多く書かれており、多少の重々しさを表現したかったであろう事が想像出来ます。5小節目や13小節目のような和音は、アルペジオにしてしまっても良いとも思います。決して急ぐこと無く十分に時間を取ってかまわないと思います。

一方で、ドゥーブルのほうは、前向きに進んで欲しいです。それは決してテンポを速めると言うことにはならないかも知れませんが、音楽を前向きに進ませ、重たさを無くすようにします。そうすることで、テンションは高まり、サラバンドの延長として聴かせることが出来ます。

サラバンドのテンポはもしかしたら、ドゥーブルのテンポを逆算する形でも良いかもしれません。つまり、ドゥーブルがあまりにも遅くなりすぎないように、心地よいテンポを設定したら、それに合わせてサラバンドを演奏するというアイデアです。

執筆者: 大井 和郎
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