ヘンデル :組曲 アリア HWV 449

Händel, Georg Friedrich:Suite Aria HWV 449

作品概要

楽曲ID:30381
楽器編成:ピアノ独奏曲 
ジャンル:組曲
総演奏時間:8分30秒
著作権:パブリック・ドメイン

解説 (1)

演奏のヒント : 大井 和郎 (493文字)

更新日:2024年10月17日
[開く]

典型的なヘンデルのヴァリエーションで、後ろに進めば進む程テンションが高くなります。通常は徐々に音符を細かく(音価を低く)なり、最後には多くの音符が並びます。

Var4だけが、これまで16分音符より音価が大きい3連符を用いています。

Var1から既に16分音符が使用されていて、この変奏曲はVar7までありますので、途中で何かしら変化を付けるには一度3連符に戻ってからという事でしょうか。このVar4で16分音符が無くなりますが、出来ればテンションを持続させたいところです(このヴァリエーションで急にテンションが切れることが無いようにしたいところです)。奏者によっては若干このVar4を速く演奏する方もいらっしゃるようです。このVar4のテンションを下げないためにはアーティキュレーションなどに工夫し、例えば3連符をスタッカートで、弾くとか、右手の和音を短く切って強く弾くとかの工夫をしてみてください。

Var5は左手にメロディーラインがあります。これを出して良いと思います。

Var7では、初めて、連続した32分音符が出てきますが、難しいからと言って決してテンポを落とさないようにしてください。

執筆者: 大井 和郎

楽章等 (1)

(主題) HWV 449

総演奏時間:0分40秒 

動画0

解説0

編曲0

現在視聴できる動画はありません。