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ヘンデル :組曲(クラヴサン組曲第2集から) サラバンド(2つの変奏付き) HWV 437 ニ短調

Händel, Georg Friedrich:Suite Saraband d-moll HWV 437

作品概要

楽曲ID:30415
楽器編成:ピアノ独奏曲 
ジャンル:サラバンド
総演奏時間:4分20秒
著作権:パブリック・ドメイン
原曲・関連曲: 曲集・オムニバスプレ・インベンション

ピティナ・ピアノステップ

23ステップ:応用6 応用7 発展1

楽譜情報:15件
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解説 (1)

演奏のヒント : 大井 和郎 (423文字)

更新日:2024年8月18日
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オリジナルのテーマは1~16小節間になりますので、ここまでをきちんと把握することで、その後のヴァリエーションは単純にそれをフォローする流れとなります。

1~16小節間は、1~8小節間と9~16小節間に分かれます。この2つは似ているように思えますが、それぞれの後半の部分の和音が異なります。

まず1~8小節間、フレーズは2小節単位で進みます。基本的に後ろに行けば行くほどテンションは上がると考えます。1~2小節間と3~4小節間を比べたとき、音の高さ的には3~4小節間の方が上ではありますが、和声的には3~4小節間は穏やかな和声です。強弱をどうするか、この辺りは奏者の判断に委ねられます。

5~6小節間、明らかにテンションは高まり、7~8小節間でピークに達します。奏者はこの流れで強弱を決定してください。そして9小節目、再びpかppに音量を落とし、再び16小節目に方向性を定めて向かってください。

後のヴァリエーションはこれらテーマで決定した強弱で進みます。

執筆者: 大井 和郎
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