モーツァルト : ピアノ・ソナタ 第9(8)番 第3楽章 K.310 K6.300d
Mozart, Wolfgang Amadeus : Sonate für Klavier Nr.9 Mov.3 Presto
作品概要
解説 (3)
解説 : 岡田 安樹浩
(104 文字)
更新日:2019年3月5日
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解説 : 岡田 安樹浩 (104 文字)
第3楽章 イ短調 4分の2拍子
急速なテンポ(Presto)の中で、付点4分音符+8分音符の動機が楽章全体を支配している。中間部分(第143小節~)は同主長調へ転じるが、ここでも冒頭の動機が音楽を支配している。
演奏のヒント : 大井 和郎
(499 文字)
更新日:2025年7月21日
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演奏のヒント : 大井 和郎 (499 文字)
皆さんは、拍の表や、1拍目等に休符が書いてある音楽を何曲くらい思い浮かべることが出来るでしょうか?例えば、ショパンのop10-9 f-moll、リストの超絶技巧練習曲10番等です。あるべき所に音符が無いと、1拍目を感じる事が出来ても、とても不安定な感じがしませんか?ちなみに、例に挙げたこの2曲はいずれも、agitatoというマーキングが書いてあります。つまり、この第3楽章も、大変、「落ち着かない」曲なのです。そのような落ち着かない心理描写と考え、オペラであれば、とても心配で、舞台の上でパニックになっているようなシーンとも考えられます。
対して、同主調のA-durに転調しましたら、今度はカラーを変え、別世界を演出してください。この場合、テンポも気が付かれない程度に落としても構いません。
この曲は、決してテンポを引っ張らずに、前へ前へと動いてください。そしてpやppが書いてあっても、緊張感は最大限に感じて弾いて下さい。
解説 : 岡田 安樹浩
(89 文字)
更新日:2021年3月1日
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解説 : 岡田 安樹浩 (89 文字)
急速なテンポ(Presto)の中で、付点4分音符+8分音符の動機が楽章全体を支配している。中間部分(第143小節~)は同主長調へ転じるが、ここでも冒頭の動機が音楽を支配している。
楽譜
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