ハイドン :ソナタ 第37番 第2楽章 Hob.XVI:22 op.13-2

Haydn, Franz Joseph:Sonate für Klavier Nr.37 Mov.2 Andante

作品概要

楽曲ID:32190
楽器編成:ピアノ独奏曲 
ジャンル:ソナタ
総演奏時間:3分30秒
著作権:パブリック・ドメイン

ピティナ・ピアノステップ

23ステップ:応用7 発展1 発展2

楽譜情報:6件
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解説 (1)

解説 : 大井 和郎 (571文字)

更新日:2025年3月5日
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この第2楽章は、色々な考え方やイメージがあると思いますが、筆者は弦楽 4重奏と考えます。この2楽章の演奏のヒントとしては、弦楽4重奏を基本として考えることにします。例えば、3小節目の、ヴァイオリンのボーイングを思わせるアーティキュレーション、17~18小節間のアーティキュ レーション、24~25小節間の弦楽アンサンブルの要素など、絃楽アンサンブルの要素が多くあります。

そのように考える事で、ヴァイオリンのボウイングを想像し、アーティキュレーションを考えられますし、声部の独立にも助けになります。例えば、1 1小節目、第1ヴァイオリンがDの4分音符を奏でている下で、第2ヴァイオリンやヴィオラが3連符を演奏するのですが、その時に決して、第1ヴァイオリンのDが聞こえなくならないような音量に気をつける事で、音楽はポリフォニー的に横に流れる事ができます。 この2楽章はほぼ、3声で進行することにお気づきでしょうか?2声になる部分もありますが、殆どは3声で進行します。低いレジスターはチェロ、高いレジスターはヴァイオリン、真ん中はヴィオラ等、4重奏の4声を3声に直してお考え下さい。 曲は短調で、時に、増6の和音(ジャーマン65)も出てくるような、ドラマティックな部分もありますが、そこまで深刻な曲では無く、悲しみよりも美しさの表現とお考え下さい。

執筆者: 大井 和郎
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