ハイドン :ソナタ 第43番 第3楽章 Hob.XVI:28 op.14-2
Haydn, Franz Joseph:Sonate für Klavier Nr.43 Mov.3 Finale: Presto
ピティナ・ピアノステップ
23ステップ:発展1 発展2 発展3
解説 : 大井 和郎 (527文字)
Var1以降になれば、まだ判りやすいのですが、冒頭のThemeは2つの事を常に考えて下さい。1つは、声部の独立です。冒頭、BGEsG と耳に入れてしまうと、声部の独立はできていません。右手と左手は別声部ですので別扱いをします。しかしながら、声部同士はかなり接近していますし他にサポート出来る音も無いことから、実に声部の独立が困難な場所になります。 もう1つは、拍の認識です。1拍目の表拍が認識されにくい曲になっています。 解決方法としては、1 右手をmp、左手をpp等にして、音量の差をはっきりと出すこと。 2 本来であれば、1小節目、右手の1拍目表拍のGは、ボーイングから察するに消えていく弱い音かもしれません。しかし、この場合、拍を感じ取ることが難しくなってしまいますので、右手のGに対して少しアクセントを付けます。 Gにアクセントをつけ、次のEsとG(左手)が、ppであれば、弱い音と強い音の違いがはっきり出て、声部の独立が出来るのですが、1拍目右手のGを弱く弾いてしまうことで、次に待っている左手と同声部に聴かせてしまう恐れが出てくるので、その対処法としてです。 以降、Var1まで、常に2声部の独立に気を配ってください。
ソナタ 第43番(ウィーン原典版番号)変ホ長調 第3楽章
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