ハイドン :ソナタ 第50番 第2楽章 Hob.XVI:37 op.30-3

Haydn, Franz Joseph:Sonate für Klavier Nr.50  Mov.2 Largo e sostenuto

作品概要

楽曲ID:32227
楽器編成:ピアノ独奏曲 
ジャンル:ソナタ
総演奏時間:3分00秒
著作権:パブリック・ドメイン

ピティナ・ピアノステップ

23ステップ:応用7 発展1 発展2

楽譜情報:9件
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解説 (1)

解説 : 大井 和郎 (443文字)

更新日:2025年4月3日
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極端に遅いテンポの第2楽章になりますので、特別なカウント方法をお勧め

します。サブディヴィジョンと呼ばれる方法で、8分音符を基本として数え

ていきます。この場合、1拍を2つに分け、1 2 1 2 1 2 と1

小節間を数えることで、正確なカウントができます。

曲そのものは、禁断の減5度や、多くの非和声音、そして最後のの部分で

は、ナポリの6が使われ、付点のリズムは葬送を連想させる、極めてドラマ

ティックで深刻な一面を見せています。

テンポがこのくらい遅くなると、伸びている音符を聴き続ける事が難しくな

ります。例えば、5小節目、2拍目のソプラノGは、3拍目の裏拍まで伸び

ることになりますが、その間、内声の3連符が入ってくることにより、ソプ

ラノの伸びているGがかき消されてしまいやすい状況です。そのような時

も、伸びている音符を聴き続けて演奏するようにします。つまりは、他の声

部の音量を控えるようにします。

重厚で重々しい音楽ですので、そのように演奏して下さい。決して、そつな

く進まないようにします。

 

執筆者: 大井 和郎