バッハ : 前奏曲とパルティータ (第3旋法による) プレリューディウム(アンダンテ) BWV 833
Bach, Johann Sebastian : Praeludium e partita del tuono terzo Prelude (Andante)
作品概要
楽曲ID:38184
楽器編成:ピアノ独奏曲
ジャンル:組曲
総演奏時間:1分10秒
著作権:パブリック・ドメイン
楽器編成:ピアノ独奏曲
ジャンル:組曲
総演奏時間:1分10秒
著作権:パブリック・ドメイン
解説 (1)
演奏のヒント : 大井 和郎
(430 文字)
更新日:2024年1月8日
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演奏のヒント : 大井 和郎 (430 文字)
更新日:2024年1月8日
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バッハの書くF-durは骨太で力強い調ですが、このプレリュードもスケールの大きさを感じさせます。ハープシコードの為に書かれたであろうと予想していますが、オルガンでも違和感が無いと思います。全体に多くの装飾音が散りばめられており、これらの装飾音は、きちんとしたタイミングで演奏すると言うよりは、即興的に自由に弾くと考えて間違い無いです。
基本的に3声で書かれていますが、テーマの後半がシークエンスに使われていて、また、多くのストレッタも見られます。そのような意味では、このプレリュードは、フーガ的な、ポリフォニーの秩序を守った書き方ですので、奏者は、各声部の独立を目指して間違いありません。
このプレリュードの最高音は、20小節目のGで、ここはテーマが来ていますが、この辺り、ハーモニックシークエンスの連続です。20小節目辺りをピークポイントとして良いと考えます。
最後の和音は5声になっています。この和音に向かって、ゆっくりと、是非クレシェンドで終わってほしいです。
執筆者:
大井 和郎
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