バッハ : イギリス組曲 第3番 ガヴォット I-II(ミュゼット) BWV 808
Bach, Johann Sebastian : Englische Suiten Nr.3 Gavotte I-II(Musette)
作品概要
解説 (2)
【概要】 : 嶌村 直嗣
(159 文字)
更新日:2022年6月23日
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【概要】 : 嶌村 直嗣 (159 文字)
2分の2拍子。ト長調。ミュゼットとは、フランス語でバグパイプを指す言葉の一つ。田園地帯の牧歌的な舞曲を指す言葉としても使われ、この楽曲でもそういった要素を垣間見ることができる。バグパイプの持続低音を模したようなバスが曲全体を支配しており、その中でのどかな田舎風景を感じさせるメロディをどのように表現するかが重要である。
演奏のヒント : 大井 和郎
(508 文字)
更新日:2024年4月1日
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演奏のヒント : 大井 和郎 (508 文字)
まずメヌエット1の方ですが、g-moll、B-dur、d-moll、c-moll、と多くの転調があります。転調の度に、音量や音質(カラー)を変えてみてください。これが面白さになります。次にアーティキュレーションですが、このメヌエットの雰囲気は決して深刻な表現ではありません。楽観的な部分もありますので、4分音符は基本的にスタッカートで弾くと良いでしょう。
メヌエット2は、バスのGがさながらバグパイプのように伸ばされて、4小節目2拍目からは、16小節目まで、タイで長く伸ばされます。この手の、ペダルポイント(オルガンポイント)は、現代のピアノでさえも、これだけの小節数バスを伸ばし続けるのは無理です。
提案としては、例えば、4~16小節間で、何度か、バスのGを弾き直してみてください。必ずしも1拍目でなくても構いません。6小節目の2拍目、次に8小節目の2拍目など、タイを無視し、数小節単位でバスのGを弾き直すことで、バスのサステイン(伸ばし)を実現できます。
ガボット2の4小節目、繰り返しマーキングの場所にある2分音符Gは、バスとテノールの両方を兼ねています。必ず弾き直してください。この場合、テノールを弾くと考えます。
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