4分音符が104となっていますので、大体このくらいのテンポでゆったりと弾きます。注意点は2つです。1つは、左手の伴奏です。チェロを思い浮かべ、音を小節いっぱい伸ばすイメージで弾くのですが、決して大きな音ではなく、後ろの方で柔らかく鳴っている感じを出します。左手の伴奏の位置は、全て拍のの表拍にあり、故に、拍を刻みやすく、音楽が縦割りに聞こえやすくなります。それは望むところではありませんので、決してアクセントを付けたり、大きな音で弾かないようにすることと、伸びている音を聴き続けることを守ってください。
もう1つはフレーズです。フレーズの最初と最後の音は弱く弾きます。決してアクセントを付けて始まったり、終わったりしないようにしてください。
ところで、この曲のプリントミス?の問題でしょうか?7小節目4拍目の右手は、Eではなく、Fであることが筆者の理に適うのですが、皆さんの楽譜はどうなっていますか?ピティナのチャンネル動画にも2種類の演奏があり、筆者も困惑しております。