シューマン, クララ : ワルツ形式によるカプリス Op.2
Schumann, Clara : Caprice en forme de valse Op.2
作品概要
楽曲ID:4779
出版年:1832年
初出版社:Hofmeister
楽器編成:ピアノ独奏曲
ジャンル:ワルツ
総演奏時間:14分00秒
著作権:パブリック・ドメイン
出版年:1832年
初出版社:Hofmeister
楽器編成:ピアノ独奏曲
ジャンル:ワルツ
総演奏時間:14分00秒
著作権:パブリック・ドメイン
解説 (1)
執筆者 : ピティナ・ピアノ曲事典編集部
(381 文字)
更新日:2010年1月1日
[開く]
執筆者 : ピティナ・ピアノ曲事典編集部 (381 文字)
更新日:2010年1月1日
[開く]
おそらく1831年から32年にかけて、クララが父ヴィークに伴われて行った大規模なパリへの演奏旅行の前後に書かれた作品集。それぞれは、さほど関連性のない9つの小品からなる。全て3拍子系で、4分の3拍子の曲では左手が典型的なワルツの伴奏を担当するが、8分の3拍子の第4曲と第8曲では用いられない。カプリチョ的性格は、一貫しては認められず、ローベルトは「まるで軽騎兵のようだ」とか「カプリスというよりむしろ即興曲、あるいはヴィーク流の楽興の時といったところだ。」という感想を残した。
この作品集には、ローベルトの《パピヨン》作品2と類似した箇所がいくつかある。第2曲のモレンドでの終わり方は明らかだが、その他第1、6、8曲にも見られる。
クララはこれをローベルトに献呈しようと考えていたが、ヴィークの意向でヴィークのもとでレッスンを受けていたフェルスター夫人に捧げられた。
執筆者:
ピティナ・ピアノ曲事典編集部
楽章等 (9)
ピティナ&提携チャンネル動画(0件)
現在視聴できる動画はありません。
楽譜
楽譜一覧 (0)
現在楽譜は登録されておりません。