三部形式である。
A[a (1から4小節)+b(5から8小節)]
B[c(9から12小節)+d(13から16小節)]
A1[a1(17から20小節)+d1(21から24小節)]
主調はト長調。b楽節で属調ニ長調に転調。さらにc楽節では主調を経由してハ長調へ部分転調する。d楽節より主調へ戻り半終止となる。以降、主題の再現から終結は主調となる。
主題はアクセント・スタッカートで表現されており明確であり力強い。左手は順次進行が多く旋律的要素を感じる。全体として主旋律と伴奏というより、完全ではないがポリフォニーの要素がある。13小節からのモティーフは21小節から展開されている。