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アンドレ, ヨハン・アントン :6つの段階的なピアノ・ソナタ Op.34-1 [1] Op.34

André, Johann Anton:6 sonates progressives Op.34-1 [1]

作品概要

楽曲ID:50394
楽器編成:ピアノ独奏曲 
ジャンル:ソナタ
著作権:パブリック・ドメイン
ピティナ・コンペ課題曲2025:B級

ピティナ・ピアノステップ

23ステップ:応用2 応用3 応用4 応用5

楽譜情報:3件

解説 (1)

解説 : 大井 和郎 (614文字)

更新日:2025年5月30日
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レガート奏法が重要な曲ですが、ペダルを使用するとさらにしっとりした感じになります。ペダルを使用できる小節を列挙します。2 4 7 8

10 12 13 14 17 18 19 20 21 22 23 24 になりますが、これは提案ですので、これ以外に使える小節があれば使っても構いませんし、逆に、列挙した小節で、使う必要が無い場合は不要です。

例えば、2小節目は、メロディー音2分音符に対して1回ずつペダルを入れれば、1小節で2回踏むことになりますが、非和声音が存在しないため、濁ることはありません。4小節目も同じです。7小節目の様に、右手が最初にAを弾き、また2拍目でAを弾くと、当然切れ目が出ますので、それを補うために、1小節間で4回、1拍ずつ素早く踏むことで、12拍間の切れ目を無くし、24拍間の3度の切れ目も無くすことができます(3度の指番号は、3−5 2−4 1−3を使えば切れ目は発生しません)。

1314小節間などは、バスのGをフィンガーペダルで伸ばしても構いませんし、通常のペダルで、裏拍ペダルを使っても構いません。

いずれにせよ、曲をスムーズに、滑らかに横に流すため、全くペダルを使用しないよりは、使用した方が楽に弾くことが出来ます。

執筆者: 大井 和郎

楽譜

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