ローゼンブラット :ローラ
Rosenblatt, Alexander:Lola
執筆者 : 加藤 麗子 (225文字)
タイトルが決まった経緯が面白い。ローゼンブラットが初めて親友オレグ・シンキンと手紙のやりとりをした時の、二通の手紙がその由来である。「LO」はOlegから初めてもらったLetter、「LA」はAlexanderが初めて出したLetterを指している。その二つの「手紙」を組み合わせることで、オリエンタルな響きを持つ「ローラ」という名が生まれた。この作品自体にも東洋風な趣が漂っている。ロシア国外では、ドイツにおいてシンキンと自作自演されたことがある。
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