作品概要
楽曲ID:639
作曲年:1865年
出版年:1865年
初出版社:Horneman & Erslev
楽器編成:ピアノ独奏曲
ジャンル:曲集・小品集
総演奏時間:11分30秒
著作権:パブリック・ドメイン
作曲年:1865年
出版年:1865年
初出版社:Horneman & Erslev
楽器編成:ピアノ独奏曲
ジャンル:曲集・小品集
総演奏時間:11分30秒
著作権:パブリック・ドメイン
解説 (1)
執筆者 : 齊藤 紀子
(529 文字)
更新日:2007年11月1日
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執筆者 : 齊藤 紀子 (529 文字)
更新日:2007年11月1日
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1865年に作曲された。4つの曲により構成された曲集である。ノルウェーの熱狂的な民族主義者、ノルドローク(1842-1866)に捧げられている。ノルドロークは、ノルウェーの国家の作曲者であるが、23歳で夭折している。グリーグは、《人々の情景 作品19》を、時折ユモレスクと呼んでいる。
第1曲目、テンポ・ディ・ヴァルス。しかし、マズルカをも思わせる作品である。
第2曲目は、テンポ・ディ・メヌエット・エ・エネルギコ。この曲は、イ短調と嬰ト短調の2つの版があるが、オリジナルは嬰ト短調である。この曲における「メヌエット」は、古典的なメヌエットではなく、サガ(中世の北欧から伝わる散文物語)と関連付けられるものと考えられる。この曲のテーマは、民謡の「男にはみな足があった」からとられており、グリーグは、このメロディーを巧妙に展開している。
第3曲目は、アッレグレット・コン・グラツィア。この《ユモレスク》の曲集の中で、最も演奏される機会の多い作品である。所々に挿入された休符を活かしたフレージングが求められる。
第4曲目のアレグロ・アッラ・ブルラは、清々しさでもってこの曲集を締めくくる。中間部からは、愛らしさも見られ、半音階に富んだヘミオラなど、趣向が凝らされている。
執筆者:
齊藤 紀子
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