バッハ : 「われらみな唯一なる神を信ず」によるフゲッタ BWV 681
Bach, Johann Sebastian : Fughetta super Wir gläuben all an einen Gott BWV 681
作品概要
楽曲ID:83305
楽器編成:ピアノ独奏曲
ジャンル:フーガ
総演奏時間:2分10秒
著作権:パブリック・ドメイン
楽器編成:ピアノ独奏曲
ジャンル:フーガ
総演奏時間:2分10秒
著作権:パブリック・ドメイン
解説 (1)
演奏のヒント : 大井 和郎
(443 文字)
更新日:2023年11月20日
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演奏のヒント : 大井 和郎 (443 文字)
更新日:2023年11月20日
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BVWの番号から、これはオルガン曲であることがわかります。是非オルガンヴァージョンもお聴きになってください。書法から、フランス序曲の影響があることがわかります。故に、普通に付点8分+16分音符が書いてあったとしても、実際には、噴く付点8分音符+32分音符くらい、リズムをきつくして、威厳を持って演奏して下さい。
基本的には3声で書かれており、オルガンで弾けば、各声部の音色を変えることが出来ますが、ピアノではそれが出来ません。故に奏者は可能な限り、各声部の独立を目指してください。
11小節目の4拍目から、4声になります。12小節目は終止形(カデンツ)と考え、即興的に演奏してください。
最後2小節の終わり方は、フランス組曲d-mollのジーグの終わり方と似ています。勿論ピカルディー終止です。
この曲はとにかく「威厳」と何か「大きなもの」をイメージさせるように工夫をしてみて下さい。エンディングも勿論ですが、例えば、6~8小節間左手の下行を利用して、音量を上げて行くような事も1つの方法です。
執筆者:
大井 和郎
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