2000年刊の「キーボードコラージュ」の続編にあたる曲集。難易度はチェルニー30番練習曲程度。前作よりもレベルは上がっている。ケイパーズには気晴らし、レクリエーションなどの意味がある。タイトルにふさわしく、第4曲(センチメンタル・チェルニー)以外はブルース、ラグタイム、ブギウギ、スイングジャズなどいずれもクラシックから離れた曲種をそろえる。エンタテインメント性が高く、クラシックの合間に弾くのにちょうどよい息抜きになる。作曲者の7人の孫たち(Nina, Joel, Bray, Alyssa, Annick, Noah, Emma)への献呈。
第1曲 Summer Blues サマーブルース(Slowly, 4/4, D Major)
第2曲 Ragamuffin ラガマフィン(Jauntily, 4/4, C Major)
第3曲 Boogie Train ブギトレイン(Energetic, 4/4, C Major)
第4曲 Sentimental Czerny センチメンタル・チェルニー(Leisurely, 4/4, C Major)
第5曲 Dancin' Shoes ダンシングシューズ(With ease, 4/4, F Major)
第6曲 Dig It! わかった(Solid rock tempo, 4/4, D Minor)
第7曲 Down Home 南部風(With a good beat, 4/4, F Major)
第8曲 G-Whiz Blues ジーフィズブルース(Easy-goin', 4/4, G Major)