
解説:樋口 愛 (332文字)
更新日:2007年10月1日
解説:樋口 愛 (332文字)
1896年ハバナ近郊のグヮナバコアに生まれる。作曲家、ピアニスト、バンド・マスター。5歳でピアニストとして最初の公開演奏会を開く。1910年にハバナ国立音楽院に入学。ホアンキン・ニンに作曲を師事。1916年にニュウヨークにてデビュー。アメリカに定住しながら、バンド「レクオーナ・キューバン・ボーイズ」を結成し、アメリカ合衆国から南米、ヨーロッパなど演奏旅行を行い、成功を収めた。
彼はクラシック音楽だけでなく、ショーやミュージカル、映画音楽など幅広いジャンルで数多くの作品を遺した。作風は、サロン的な小品では、19世紀フランス近代のフォーレの影響をうかがえる一方で、キューバの民族音楽を取り入れたピアノ組曲からは、スペインのアルベニスの様式に類似している事がわかる。
執筆者:
樋口 愛
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作品(64)
ピアノ協奏曲(管弦楽とピアノ) (1)
管弦楽付き作品 (4)
ピアノ独奏曲 (6)
曲集・小品集 (9)
ワルツ (13)
★ 種々の作品 ★ (34)
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