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スカルラッティ, アレッサンドロ :スケルツァンド ホ短調

Scarlatti, Alessandro:Scherzando e-moll

作品概要

楽曲ID:18634
楽器編成:ピアノ独奏曲 
ジャンル:スケルツォ
総演奏時間:0分40秒
著作権:パブリック・ドメイン
原曲・関連曲: 曲集・オムニバスプレ・インベンション
ピティナ・コンペ課題曲2025:A1級

ピティナ・ピアノステップ

23ステップ:基礎2 基礎3 基礎4 基礎5 応用1 応用2 応用3 応用4 応用5

楽譜情報:6件

解説 (1)

解説 : 大井 和郎 (530文字)

更新日:2025年5月30日
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多くの考え方、奏法が出来る曲ですが、筆者の個人的意見をベースに助言いたします。Allegrettoとありますが、あまり遅いテンポに設定すると、もたつきを感じたり、重たさを感じるような曲になります。鋭い、短い、スタッカートで、軽く、目の覚めるように、軽快に弾いて下さい。そしてそのテンポで10小節目の連打を弾いたとき、スムーズに弾けるテンポに設定してください。

曲は、ABA形式で、Ae-mollBが平行調のG-durです。ここから先は、皆さんの主観となりますが、皆さんはどちらの調に、よりテンションを感じますか?どちらの調の方が強いでしょうか?これは正解というものはなく、最終的に奏者に委ねられるのですが、どちらの調も同じように弾かないことが大切で、必ずカラーの差を付けるようにします。ちなみに、筆者であれば、e-mollを強く、G-durを柔らかく弾きますが、必ずしもこうでなくても構いません。

参考動画は、ピティナのページにある、菅原 望氏の素晴らしい理想的な演奏をお聴き下さい。

執筆者: 大井 和郎