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スクリャービン :4つの前奏曲 Op.33

Scriabin, Alexander:4 Preludes Op.33

作品概要

楽曲ID:2578
作曲年:1903年 
出版年:1904年 
初出版社:Belaïev
楽器編成:ピアノ独奏曲 
ジャンル:前奏曲
総演奏時間:4分00秒
著作権:パブリック・ドメイン

解説 (1)

執筆者 : 齊藤 紀子 (475文字)

更新日:2008年5月1日
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《4つの前奏曲 作品31》と同じく、1903年にモスクワで作曲され、翌年に出版された。この時期のスクリャービンについては、作品31の項を参照されたい。

第1曲目 ホ長調 4分の3拍子

多声的な書法で書かれている。上声も低声も、7度の跳躍を織り混ぜたラインが特徴的である。

第2曲目 嬰へ長調 8分の6拍子 ヴァガメンテ(夢のように)

この曲のメロディーは、様々な音程の音が組み合わされている。隣り合った音の関係を考慮すると、冒頭に表記されたルバートが自然に生み出されるだろう。

第3曲目 ハ長調 2分の2拍子

打楽器的なタッチを基調としているが、途中で3回ほど、しなやかな曲線を描く下降音型が挿入される。リズムのおもしろさを味わえる曲である。

第4曲目 変イ長調 4分の5拍子 アルディート、ベッリコーソ(大胆に、勇ましく)

この曲の主旋律は8文音符を主体としているが、時折みられる16分休符を挟んだ3連音符が宙に浮く音の響きの味わいを生み出している。右手は、この主旋律の支える和音も同時に弾く。また、左手は、跳躍の多いオクターヴとなっており、高い演奏技術を要する。

執筆者: 齊藤 紀子

楽章等 (4)

第1番

調:ホ長調  総演奏時間:1分30秒 

解説0

楽譜0

編曲0

第2番

調:嬰ヘ長調  総演奏時間:1分00秒 

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編曲0

第3番

調:ハ長調  総演奏時間:0分30秒 

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編曲0

第4番

調:変イ長調  総演奏時間:1分00秒 

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編曲0