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モシュコフスキ : 20の小練習曲 第9番 Op.91-9 ト長調

Moszkowski, Moritz : 20 Petites Etudes / 20 Petites études No.9 G-Dur Op.91-9

作品概要

楽曲ID: 38157
楽器編成:ピアノ独奏曲 
ジャンル:練習曲
総演奏時間:1分20秒
著作権:パブリック・ドメイン
ピティナ・コンペ課題曲2025:C級

ピティナ・ピアノステップ

23ステップ:応用5 応用6 応用7 発展1 発展2 発展3 発展4

楽譜情報:3件

解説 (2)

解説 : 稲田 小絵子 (72 文字)

更新日:2020年2月9日
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3度の練習。12/8のリズムでテンポよく奏し、両手の縦の線をしっかり揃える。また、和音によって作られる旋律をレガートで奏するよう指示されている。

執筆者: 稲田 小絵子

演奏のヒント : 大井 和郎 (537 文字)

更新日:2025年7月21日
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手のサイズの小さな人に取っては難しいエチュードとなります。1小節目、1拍目最後の音である、AC は、2−4で取った方が、次の拍のHD3−5で取れ、2拍目の最後の音AC3−5で取る事で、3拍目のGHを、2−4で取る事ができます。しかしこれは、手のサイズの小さな人に取っては、結構大変な作業になるかもしれません。そして、オプションとしては、1拍目の最後AC3−52拍目の最初のHD3−5で取り、2拍目最後のAC3−5、次の拍の最初の音GH3−5という手もありますが、この、3−5から3−5というのは、一つ間違えば、かなり荒れた、硬い進行になるリスクがあります。勿論練習次第とは思います。

前者の2−4→3−53−5→2−4の方がリスクは減ります。もう1つの案としてですが、例えば1小節目、右手のDの音を全て、左手で取るという方法もあります。そうすると右手が極端に楽になります。もちろん、この方法は全部の小節には使えませんが、特にpで軽く弾かなければならない箇所には有効です。お試し下さい。

執筆者: 大井 和郎
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