ルトスワフスキ :2つの練習曲 アレグロ
Lutosławski, Witold:2 Etiudy Allegro
演奏のヒント : 柴田 梨花 (321文字)
Allegro、4/4拍子。基本的には4/4拍子ですが、小節によって5/4、3/4,6/4拍子など様々な拍子に変化します。拍子を理解して演奏できると良いですね。 冒頭の左手の印象的なCの音から始まります。動きが速く細かいこの作品の中で、9.5泊もの長い音は大切に響かせて弾くようにしましょう。16分音符のパッセージはレガートながらも一つ一つの音のタッチをはっきりと明確に弾くと良いでしょう。31小節目、33小節目の休符は、それまでのエネルギーを切らすことなくしっかりと息を吸って次の和音に向かって弾くことを心がけましょう。エチュードというタイトルではありますが、指の運動の曲としてとらえるのではなく、和声を楽しみながら演奏できると良いですね。
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