三部形式である。
A(1から12小節)
B(13から20小節)
A(21から33小節)
コーダ(34から35小節)
調調性はファを基準音、その第6音であるレを終止音とする律音階である。このため、東洋的な雰囲気が感じられる楽曲となっている。
主題(1から8小節)では、完全5度による2つのどらの音から始まり主旋律が開始される。興味深いことに、21小節の流れを鑑みるとこの冒頭4小節のどらの音が序奏ではなく、あくまでも主題の一部だということである。
テンポ指示ではSoftly, with gentle movementとあるが、これは13から14小節にかけてテキストに書かれてあるチャイニーズ(中国人)という言葉を考えると中国の伝統楽器のニュアンスも込められているのではないかと思われる。
楽曲全体に渡って強弱記号は全く無い。各々の演奏者がテキストと楽曲の構成からどんな場所でどんな雰囲気なのか想像しながら表情付けしていくことを作曲者は望んでいるのだろう。