フンパーディンク :ヘンゼルとグレーテル
Humperdinck, Engelbert:Hänsel und Gretel
ピティナ・ピアノステップ
23ステップ:基礎2 基礎3 基礎4 基礎5 応用1
解説 : 大井 和郎 (524文字)
左右のバランスが大事です。左手は強拍を刻みますので、この時点で音楽が縦割りに聞こえやすく、横に流れません。左手は可能な限りPで弾くようにしてください(しかしながら平坦になりすぎないように)。
繰り返しをする場合は、音量等を変えてみましょう。
5小節目、右手にDDDというDの連打があり、これが、音を硬く聞こえさせる要因となります(同じ音というのはどうしても切れてしまうため)。ペダルを使えるのであれば、ここだけ瞬間的に使って、Dを滑らかに横に流す事が出来ればそれに越したことはありません。ペダルを使用しない場合でも、できる限り音量を抑え、Dを柔らかく弾いて下さい。
ピークポントは8〜9小節間です。ここで最も音量を上げられるように、5小節目から徐々にクレシェンドをかけてみましょう。4小節目2括弧と、12小節目は、左手が4分音符を、EDCと弾きます。この時に、3−4−5を使われる可能性が高いので、粒ぞろいが崩れないように、また、ムラが出来ないように、部分練習をしてみましょう。
【2025ピティナコンペ課題曲】ヘンゼルとグレーテル
ヘンゼルとグレーテル
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