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グラナドス :旋律のアルバム 1888年パリ マリア・デ・アルバのアバニコの中で

Granados, Enrique:Álbum de Melodías, Paris 1888 En el abanico de Maria de Alba

作品概要

楽曲ID:92745
楽器編成:ピアノ独奏曲 
ジャンル:小規模作品
著作権:パブリック・ドメイン

解説 (1)

解説 : 西本 夏生 (386文字)

更新日:2025年4月3日
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アバニコとは、スペイン語で「扇子」のこと。扇子なんて、ちょっと日本にしかないイメージだと思いますが、フラメンコで使われることもあって、スペインでは意外にもお土産屋さんでも売っていたりします。この曲は実際、マリア・デ・アルバさんに献呈されているので、本人に渡す気で作曲したのですね。

アバニコは18世紀では男女間の恋の戯れに重要な役割を果たしたもの。そのことを知っているグラナドスはどんな思いを込めてこの曲を作ったのでしょうか。曲の冒頭には「ligando」と書いてあって、これは「レガートで弾く」意味とも取れますが、「(恋仲になるような)お誘い」の意味でも使われるスペイン語です。6小節目からは力強いダンスのステップが見えるかのような音楽。この辺りは、スペイン語歌曲を聴いてみると雰囲気を理解できるような気がします。強さと甘さのコントラストを大人っぽく表現してみたいですね。

執筆者: 西本 夏生
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