
解説:実方 康介 (280文字)
更新日:2010年1月1日
解説:実方 康介 (280文字)
トルコのイズミル市で生まれた。父は数学教師。1928年に奨学金を得てパリへ留学。ヴァンサン・ダンディらに師事した。1931年に母国へ戻ってアンカラの音楽学校で教師となる。1936年、イスタンブールで教職を得た。この年バルトークと知り合い民俗音楽の収集旅行に参加。フィールドワークを行なって多くの民謡を西洋音楽の記譜法で採譜した。相前後してイスタンブール市音楽学校の所蔵書の研究を始め、以後音楽学者としても活発な活動をする。晩年までイスタンブールのシナン大学で作曲と民族音楽学を教授。バルトークとの共同作業により、トルコとハンガリーの両政府から表彰を受けている。
執筆者:
実方 康介
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作品(14)
ピアノ協奏曲(管弦楽とピアノ) (1)
ピアノ独奏曲 (3)
曲集・小品集 (6)
ピアノ合奏曲 (3)
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