ガルシチャ, ヤニナ 1920-2004 Garścia, Janina
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解説:PWM Edition(翻訳:平岩 理恵) (489文字)
更新日:2025年2月3日
解説:PWM Edition(翻訳:平岩 理恵) (489文字)
ヤニーナ・ガルシチャ(Janina Garścia)は1920年クラクフ生まれ。音楽教師、作曲家として活躍。1945年にクラクフのW・ジェレンスキ音楽学校(ピアノをO・ストルフォーヴァに師事)を卒業後、1945年から50年まで同校にて教鞭をとる。それと並行してクラクフの国立音楽大学で作曲をS・ヴィエホヴィチに、指揮をA・マラフスキに師事して学ぶ。1951年からはクラクフの国立音楽学校前期課程でピアノを教える。子ども向けの作品において、1975年にクラクフ市より金バッジを、1979年に国家教育委員会よりメダルを授与されるなど、数々の賞を受賞。1983年にはポーランド復興騎士十字勲章を授与された。
ヤニーナ・ガルシチャの数多くの作品により、学校で学ばれる児童文学の世界が豊かになり、そのレパートリーは末永く価値あるものとなった。それは主に、学校のニーズへ見事なまでに対応したことや、長短調性を超えた興味深く、色彩豊かな音色を生み出したことによって成されたものであった。ガルシチャは作曲家としてピアノに最も関心を持ち、初等教育向けの作品を書いた。2004年3月、クラクフで死去。
作品(21)
ピアノ独奏曲 (2)
ピアノ合奏曲 (2)
種々の作品 (12)