ゴンシェニェツ Gąsieniec, Mirosław
解説：PWM Edition（翻訳：平岩 理恵） (655文字)
更新日：2025年2月3日
解説：PWM Edition（翻訳：平岩 理恵） (655文字)
ミロスワフ・ゴンシェニェツ（Mirosław Gąsieniec） ― 1954年5月22日ブジェク生まれ。ポーランドの作曲家、ピアニスト。民間奨学金を受けてW・ルトスワフスキに師事し（1972～1980年）、また、ヴロツワフ国立音楽大学（後のK・リピンスキ音楽アカデミー）のZ・ヘレンベシュタとL・ヴィスウォツキのクラスで作曲を学ぶ。1988年に同大学を優秀な成績で卒業。
ミロスワフ・ゴンシェニェツは、ブジェク国立音楽学校前期課程でピアノ教師としてそのキャリアをスタート（1974～1975年）。1980～1985年には、ドイツの室内楽団で演奏。1985～1994年および1999年から再び、ヴロツワフの音楽アカデミーに勤務。
ピアニスト、室内楽奏者として、国内および国外（ドイツ、オランダ、フランス、イタリア）で数々のコンサートに出演。ゴンシェニェツが作曲した作品の数は、20以上にものぼり、その中には6つの大規模なオラトリオ・カンタータ形式の作品が含まれる。
ミロスワフ・ゴンシェニェツは、これまでに数々の賞を受賞している。例えば、クラクフにおける国内作曲コンクール 「青少年フォーラム77」において『メタモルフォーゼ 』で第3位、1979年、スタロヴァ・ヴォラで開催された「若い街のための若い音楽家フェスティバル」において『三部曲』で第3位、1978年ベオグラード国際青年音楽コンクールにおいて『トッカータ』で交響曲部門第2位、1981年にはバート・オルプにおいて『スペイン組曲』で第2位および聴衆賞など。
